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【代表ブログ】改めて・TASUCでやってきたこと を振り返る

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  2008年「たすくの療育」「アセスメント」からスタート  1)たすくはアセスメント屋さん  やっぱり「たすく」って内からみても、外からみても、「アセスメント」ですね 。  当時は「アセスメント」って言葉に違和感がある、何て人もいて、「レッテル貼りだ」ともされていました。  しかし実際は、「理解が先」を合言葉に、家族をはじめ支援者みんなで「お子さんの凸凹や、困っていることを理解する会」として定着してきました。 2)TASUCを達成するためにはネットワークを広げる  療育って確実に効果があります。行動面は特に改善します。行動面が改善できれば認知(生きる知恵)に取り組みます。 そこでは「意欲や態度、習慣や技術」=「思考力、人間力」を培うために「試す場(流動的なシステム)」を創ることが大切です。もうちょっと世の中は良くなるかと思ったけれど、以前と変わらず、障害者は政争の具です。  だったら創ってしまえ!が創業の理念です。  事業家として事業を創造する。 ☝メンバーたちは「思考力、人間力」を磨き、私たちは「試す場」を創造する。  だからTASUCとしてエリアを広げることで総合力を上げ、TRYFULLや社会福祉法人宝もの  を中心に試す場を創造する環境を築いていく 一貫性と継続性のある支援体制 を築く Ⅰ.TASUCグループ(ブランド)一覧     *1たすくの療育(個人別の課題学習・児童発達支援・放課後等デイサービス)   *2自立の学校(放課後等デイサービス)   *3TRYFULL(自立訓練・就労移行支援)   *4 社会福祉法人宝もの (生活介護・相談支援・共同生活援護等)   *5TASUC(専門支援機関コンサルテーション)   ☝上記の1〜5が10年の実績と体験を経て確立しました。   全部必要ではないですが、長い人生を支える気が無ければ   TASUC(一貫性と継続性のある支援体制を築く)ではありません。 2020年代「試す場」を創造する 2020年代「人財」を創造する 2020年代「メソッド」を創造する  1)“メソッド本”を中核として、OJTを同時並行で用いながら、技術者を養成する       *1児発・個別の療育・放デイ【たすくの療育8】   *2放デイ【自立の学校の“自ら学習し、自ら運動し、自ら

【代表ブログ】創る人と創る・都立高における通級による指導

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  私たちは、常に新しい事に挑戦することを信条としています。 古いことはやりません。今あることは手伝います。 「創る人と創る」を信条にしています。(TASUC株式会社ナビゲーターより) さて、今日は「都立高における通級による指導」について、まとめましたので、その紹介です。 多くのニーズが寄せられる中、事業者が3社選ばれ、都教委、都立高、都立特別支援学校などとタイアップしながら、自立活動を中心としたテクニカルマニュアルを創造しようと思っています。ガンバリます! 東京都立高等学校における通級による指導に関わる外部連携事業者の取組 齊藤宇開( TASUC グループ 代表)   はじめに 東京都は、 2021 年度(令和 3 年度)より、全都で東京都立高等学校(以下、「都立高」という)の、通級による指導(以下、「通級指導」という)を開始した。 すでに全国の高等学校では、様々な工夫を凝らした施策に基づく通級指導の実践が行われているが、ここでは東京都の特徴の一つである「外部連携事業者」の活用という試みを中心に報告する。 なお筆者は、指定された事業者のうちの一つ「 TASUC 株式会社)」の代表を務めている。   1. 東京都における通級指導の枠組み ( 1 ) 都立高における 通級指導に係る連携事業者の活用  東京都教育委員会は、通級指導に係る連携事業者の活用について、「都立高における発達障害教育の充実を図るため、令和 3 年度から、どの都立高に進学しても、発達障害等のある生徒が、特別な指導を受けられる環境を整備し、その際、通級指導を受ける生徒が在籍する都立高の教員と、発達障害等のある生徒への指導経験のある外部人材とが、ティームティーチングの形式を基本として、指導の対象となる都立高校生に対して、通級指導を行うこと」としている。 また、連携事業者募集要項によれば、連携事業者とは、都立高における通級指導の円滑な実施にあたって、発達障害等のある都立高の生徒の自立と社会参加を支援する東京都教育委員会の取組に賛同し、連携する民間の事業者としている。 ( 2 )対象生徒 以下の①から③を全て満たす生徒  ( ②③は小・中学校特別支援教室と同じ ) ①都立高又は都立中等教育学校後期課程に在籍する生徒  ※ 全日制・定時制・通信制や、学科は問わない ②知的障害がなく、発達障害等 ( 自閉症、情

【代表ブログ】発達に凸凹のある本人の家族のために起業家になろう!

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障害のある人を支援する社会起業家になろう!  これからも国がリードしてお金を配り、それで何とかするの?   13年経って、たすくの療育方法は体系化が進んでいます。お陰様で教室は北海道でも九州でも維持できていますし、学校へのコンサルテーションも継続できています。  しかし、起業家精神は、このコロナ禍で後退しています。「無いものを創る、有るものは手伝う」が信条ですが、最近は創るより手伝いが多いなあ。  障害のある人の支援環境は、昭和の時代から仕組みは大きく変わっていません。国がリードしてお金を配り、それに上手く群がって何となく支援する構図です。  本当に「生活の質」が向上しているとは言えません。 様々な問題が山積しているのに・・  その証拠といえば、代表例は、障害者雇用率「2.3%」です。パラリンピックで15%という数字が出たのは記憶に新しいのですが、僕はもう少し謙虚に10%としましょう。  障害は身近なところにあります。自分が障害者になることだってあります。にもかかわらず10%?と感じてしまうのは、彼らが身近に姿を見せないからです。大きな入所施設には何千人もの障害者が居ることもあります。数百人はざらで、そんな入所施設は数千もあるのです。  それでも障害者が1000万人日本にいるのだから、もっと身近でも良いと思います。それは彼らの行動範囲です。町に出て行かれないのです。皆さんの通っているスーパー、車椅子、入れますか? 上手く話せなくても、字が読めなくても買い物できますか? もっと言うと、蛍光灯の光が痛いから電気を消してくれって言ったら消してくれますか?  これじゃ、障害者は身近に感じることができません。 障害者から近づく努力をしている  なら、ってことで、パラリンピックでは障害者が堂々とテレビに出てくれました。しかも抜群のパフォーマンスで魅せてくれました。足が無い、手が無い、火傷してる、など、子どもたちはテレビを見ながら会話して、最後は「スゲーなこの人たち」ってことになりました。オリンピックとは比べられないインパクトでした。  同じように療育をします。「療育なんかいらない!」とかいう本は題が良くありません。障害者から近づく努力をするのは潔い取り組みです。僕らは主体的に近づく努力を怠りません。 仕組みづくりのために起業する  さて、僕は今のところ、10%に入っていません。

【成人式】発達障害のある人や子どもたちの社会参加を!一緒にやらないか

 2浪していたから、成人式には出られなかった。 都立三鷹高校でラグビーを12月までやった。 ベスト16で明大中野に73−0で負けた。明大中野は花園で京都東山に負けたが、なぜ負けたか分からないくらい、全く歯が立たなかった。 1浪時代は高校の勉強を全部、見直したような時間だったが、ベビーブームで予備校生だらけ、予備校には愛も敬意も無かった。ふてくされて大学受験を辞め、仕事を探したが、結局、教育をやりたくなって教員養成課程を探したら、偏差値が伸びた。不思議な感覚だった。 つまらない暗記だけの受験勉強も、手段だと思うと励めるんだな。 北海道教育大学の函館校に拾ってもらって、その後、大学院の修士課程でわざと1留した。 障がい児のサマースクールをやりたかったからだ。 「障がい児の放課後や長期休み、保護者とだけの日々は地獄です。」 そんな時代だった。 神戸の震災もあって、ベビーブームの劣等生たちは、社会の矛盾に敏感だった。 活躍できる場所を、探していた。 僕は成人式には出られなかった。 でも今のコロナ禍の若者に比べれば、大したことない。 僕には確かに、誰かのために命を懸けることが、自分の使命だと薄々感じていたから。 君の優しさ、勇気、正義を、もう一度、見直して、世界の人々への貢献を考える。 集え、若者たち、 大きな社会問題である、発達障害のある人や子どもたちの社会参加を! 一緒にやらないか