脳画像に紐付いた行動の状態

豊橋に移動中です。 日曜日は,名古屋ですね。いよいよアセスメントの公開です。 金曜日は早稲田の大学院生のゼミを3年ほど続けてますけど, 今日は,「絶歌」の話題なんかもあって, 「正常とは何か」について,院生たちと語り合いました。 自らの人間観を問い続けながら,子どもたちの未来を豊かにしたいです。 アセスメントの際には,データを蓄積することが大切です。 まずは,本人の「今」と「未来」の分析です。 「今」につては, パーソナルポートフォリオと,支援用のデータファイルの二つに分けて, できればクラウド化したいですね。 「未来」の分析について, これからは,明らかに脳画像に紐付いた行動の状態がデータとしてのバリューです。 早くMRIなのか,高解像神経線維解析装置(FDFT)なんかを扱う会社にしましょう。 その時には, ・診断が可能になる年齢の提案(5歳を基準に) ・その背景となる経過(家庭環境) ・可能性のある原因(発達精神病理学,神経心理学) ・期待される療育プログラム(たすくメソッド) ・予想される予後(100名以上の予後調査) 以上が,明らかにされると,皆さんに喜んでもらえるだろうなあ。 今日のアセスメント受検者のR君。 脳のパフォーマンスが,すごかった。 後は言語技術教育を進めて,心を育てれば,社会の役に立つ存在間違いなし。