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【たすく代表ブログ】涙を身体に浴びて献花

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今年も7月26日を迎えました。 (写真はたすくを代表して献花してくれた 国立教室のスタッフからもらいました)  私たちが携わる仕事の領域、いわゆる業界で起こった凶悪犯罪、20160726を絶対に忘れません。  これは最大の屈辱であり、最大の汚点であり、最大の悲しみです。  この業界がどれほど惨めで、どれほどだらしなく、どれほどコンプライアンスの遵守がされていないかを暴露した犯罪でもあります。  T死刑囚は事件発生まで数年にわたって暴言を吐いたり、入れ墨を入れたりしていました。 最後は精神病院に強制入院したりして、  誰がどう考えても予兆はあった。それなのに防げなかったのは、この業界の責任です。  神戸金史氏をはじめとしたマスコミや文筆家が 事件を追って発言してくれています。 https://www.youtube.com/watch?v=85bsMQabEX4 https://www.youtube.com/watch?v=Gx185A3TGJ4 人財に問い掛けるための『段階(ステップ)』  かく言う私も、いじけてばかりです。 当事者である私は、これから何を成し遂げようとも、決して19人の尊い命を奪い返すことはできません。  在り来たりですが、二度とこのような事態は起こさないという以外に言葉が出ないのです。これから先もずっと挫折感を感じながら7.26を毎年迎えます。  事件から3年ほど経って、うちのスタッフたちの顔がやっと見られました。  これからは、下記のような図を作って段階(ステップ)をつくり、人財に問い掛けていきます。  津久井やまゆり園での複数回の勉強会や見学の時をイメージしながら考えました。 あの地で起きてしまったこと、あそこで足りなかったことは 「具体的にどうすれば良かったのかの知識、理解、方法」が不足していたのであり、 正解はなくても「常に評価改善を繰り返すチーム・アプローチ」ができていなかったからです。    差別心は残念ながらこの事件で証明されてしまった。しかし確かではありませんが、道徳心はゴリラなどの類人猿にも見られるようです。 つまり人間の中には道徳心は存在することを信じて、確実に段階を踏ませることが人財の育成に必要なのです。 『カリズマディックアダルト』の存在   私がこの仕事に携わるきっかけになったのは、大学2年の実習で「できない(やらない