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発達に凸凹がある人の「オーダーメイド」と「人財育成」〜何かの方法論にすがったり、何かのパッケージにお子さんを当てはめたりしない【たすく代表ブログ】

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「オーダーメイド」と「人財育成」 人材の育成、人材を人財にグレードアップして地域に投入する!っていうのは、 前職の 特別支援教育総合研究所からだから20年近く携わっています。 起業して TASUCを始めてから、経営を10年以上やらせてもらって、 人材育成ってのは、つくづく効率が悪いな、パッケージで動けよ!とかイライラすることも無かったわけじゃありません。 ただ、 やはり一番好きなのは、 「人にはリスクを冒す尊厳がある」 ってことだから、 この仕事に就いているわけで、もう哲学だから、結局は、人材育成に没頭します。 さて、今年度も、20校以上の学校コンサルに行かせていただいていて、 発達が凸凹のお子さんの  「リスクに備える」 という観点が、先生たちと共有できるようになりました。その結果、教室の構造化が進みました。 いよいよ教育課程の編成、教育内容に踏み込む学校がほとんどです。先生たちの本領発揮ですから、様々なアイディアが出ると良いですね!ただし、現場で大事なのは、教員間のコミュニケーションが、変な馴れ合いではなく、プロとしてのケースカンファレンス(事例研究)におけるチームアプローチだと思っています。お互いがプロとして尊敬し合う関係ですね。(職場で頼りになる同僚が大切、私生活はご自由に!) だから、コンサルタントとして、授業研究会の支援をする役を担うことは重要だと考えています。つまり、私たちの対象とするお子さんは、結局はオーダーメイドのPDCAが大事なので、教育課程はあくまでも基準値であり、参考資料くらいに考えて、ドンドン改訂していけば良い。たすくの療育メソッドは思い切り毎年変えます((^Д^))特別支援教育の必要絶対条件は「オーダーメイド」。なお、そのためには、複数の専門家によるチームワークでアプローチする姿勢が大切です。 最近は公的なサービスが充実していますが、人材を育成する時間や、パッケージを、お子さん一人一人にオーダーメイドする力をどう考えていくのでしょう。 税金を投入する政府は、それは民間の仕事、と割り切っています。当たり前ですが。 発達に凸凹があるお子さんの可能性は無限大なわけで、 リスクに備えて、オーダーメイドのPDCAをご家族と共に進めていくことができる人財を育成することに集中していきます。 全ての子どもたちに 、 「リスクを冒す尊厳があ