韓国 海外研修三日目 オンピョンデヨン学校 ソンウン学校

韓国 海外研修三日目は
オンピョンデヨン学校とソンウン学校です。
・オンピョンデヨン学校


私立の特別支援学校,幼小中高専攻科がある伝統校です。
政府の学習指導要領で提示する教育プログラムに則って特別支援教育が行われています。
台湾もそうであったように,特別支援学校がビルディングになっていることが多いのが特徴です。
(土地が狭いのは一緒ですね)
エレベーターを7階まで上がって,共有の食堂での講義からスタートしました。
カリキュラムについてを中心に,詳細に説明して頂きました。

なお韓国の特別支援学校には,国立公立私立の全てに国定教科書(無料)が配布されています。





・ソンウン学校</p>
有名な「JOB DREAM」が迎えてくれました。



ソンウンができて、どうして日本で実現できないのかを確かめに来ました。

韓国は専攻科(高等部卒業後の進路先)が2年間,選択できます(ただし設置率は50%程です)。
今回ご案内して頂いた黄先生は,公務員で一位の受勲を受けたばかりだそうです。
エネルギッシュで、本当に素晴らしい先生でした。
知的障害,自閉症の所属する学校の就職率は40%前後を推移するようになったそうです。
専攻科は教育課程が別になく,真の職業教育に準ずるものだという説明がありました。
内容は,「日常生活訓練,社会適応訓練,レジャー,職業,」の4つです。
ポイントは,就職できない重度の学生たちを対象にしているということです。
期限は2年間。
入学時から重度だから,専攻科単独の就職率は高くはなく,
そのため,専攻科と合わせた就職率40%のほとんどが高校卒業生の割合でだそうです。
専攻科の設置に対しては反対する人が多かったが,支援をいっぱいもらっていることが課題。国家支援金が続くかは微妙になって来ている。ただし、障がい者の親からは,設置については大賛成。



Q私たち「たすく」のような民間による職業教育を標ぼうしている機関はないですか?

A韓国ではその動きはない。公式的に成されたことはない。たった一カ所有る。私立の福祉館ができて、国は公には認めていないけど,一つ一つできてきた。以上です。明日はミラル学校です。とても楽しみです!

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