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<障害者雇用・意図的水増し>本人主体へ加速せよ【たすく代表のブログ】

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公的機関の裏切りに、改めて「本人主体」を宣言したい。  あまりにも雇用率の問題が、国民として、関係者として情けないので、不快な気持ちを抑えて仕事する日々だと思います。  でも、結局は官公庁の人たちに障害者なんて関心が無い。  それが私なりの経験値に基づく結論です。  ただ、世の中には、そう言った組織、そんな大人たちだけではありませんから、決して絶望しないでください。  官公庁が意図的に水増しをしていた。  これは御上、すなわち上から目線なんだから、予想の範囲内でしょう。官公庁に行けば分かるはず。どこに障害者がいますか?裏の倉庫?裏の隠し扉の向こう? 少ないです。明らかに居ません。  なんで私たちの業界がそれを指摘しないかなんて、もっと胸が苦しくなります。御上に尻尾を振ればお金が降ってくる仕組みだからです。実際、私のFacebookだってTwitterだって、誰もコメントしないでしょう。ビビっているからです。美味しいビール、飲みたいんでしょうね。  10年以上民間の経営者をやって、とにかく、たすくの療育の料金説明が、とても困難です。 「お金を取るの!」と叱られたことも一度や二度ではありません。 入会を決めてほしいと思う人が離れていくのは辛いのですが、私の経験からは、会費の問題をしっかり話し合わなければ、一貫性と継続性のある支援体制は実現できません。  税金をしっかり払って、市民や国民として、自立的に障害者の経営をしていくからです。 とにかくスタッフは、この料金説明が一番大変で、ひたすらに練習して、「頑張ります」  この話をするのには、意図があります。お金を頂く側の課題と、支払う側の課題です。 サービスを慈善事業と混在させる福祉・教育系のスタッフと、すっかり公費に頼ることに平された顧客です。  補助金を前提に議論を進めているようでは、結局は同じ事です。  自立支援法から始まった改革で、本人主体で配分されているのは形式的な事実です。日本は変わろうとしているのかもしれません。ただ御上が利権を手放すわけがなく、常に監査、常に書類整備で利益分は人件費に消えます。利益をしっかり取っているITの人たちは爽やかで、いつも清々しいです。好きなこと、やるべき事を確実にやれるってことは、人を輝かせます。ITの人たちの輝

アセスメントをする 〜一人一人に応じた療育プログラムへ【たすく代表ブログ】

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『検査をしないで手術する医師はいない、検査をしないで療育する先生もいない?』 ―ようやく「アセスメントをして療育や教育、支援をスタートする」専門機関が増えました。 「療育や教育は、ご本人のことを科学的に理解してから、ご本人とご家族の意見を聞きながら、専門家がデザイン(創る)する」のが本筋であり、療育や教育は、「ご本人やそのご家族が“好きな教材をする”あるいは“希望するカリキュラムをする”」ではありません。 ーご本人やそのご家族は療育、教育、あるいは支援のプロではありません。 お客様が“望む療育や教育”をする事は、私たちにとって正確にはサービスとは言えません。 研究を重ね、専門家がまとめた療育や教育方法に、実践的な実技研修を重ね、さらにライセンス取得という難関を突破してはじめて、【科学的な根拠に基づく正しい療育】に結びつけられるのです。 そのルールから外れた療育や教育を要求されても、それは究極、お客様の為にならないのです。 ー一方で、「就労のための進路開拓」や「地域におけるレジャー(余暇活動)」をはじめとした社会運動は、【協働】が大切です。言うまでも無く、療育や教育の専門家は、社会運動が専門ではないからです。それくらい療育や教育を専門にするには“不断の努力”が求められます。 ーすなわち、お客様にオーソドックスな療育方法を押しつけるのでなく、“科学的根拠に基づく正しい療育に則った、一人一人に応じたプログラム”を提供し、日常の生活に活用できる学力やスキルに結びつけること。それがアセスメントの魅力なのです。 ー残念ながら我が国にはアセスメントをしてから療育や教育をする文化がありません。 その為、多くの療育、教育機関が私たちが気づかぬ間に“根拠のない指導”を行ってきました。 “子どもたちの混乱と誤学習”がむしろ当たり前のようにまかり通り、子どもの障がいや親の療育能力のせいにされていますが、「インチキ専門家(自分たちは支援者と言って逃げています)」が問題なのです。 ー構造化をベースにして、感覚処理の問題や行為機能(プラクシス)、行動や認知、心理などのトータルアプローチを行う療育方法はすでに確立さていて、専門家としての不断の努力を怠らなければ、ご本人とそのご家族に合った療育・教育・支援プログラムを提供、実行できます。 ー私たちの使命は、「行動