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献花してきました。ご冥福をお祈りして。<津久井やまゆり園>

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ご迷惑にならないかと心配でしたが,献花して参りました。 実家のある国立の馴染みの花屋さんで,ひまわりを子どもたちに持たせて,30分ほど滞在しました。 警察車両がドンと正門に止まっていましたが,今までと変わらない利用者の方のバスや職員の方の出入りがありました。 献花に訪れる人は、後を絶ちませんでした。 亡き父が津久井の畑を借りて毎週来ていたこともあって,私たちにはなじみ深い場所ですが, 実際に現場に立ってみると,やるせない思いと,障がいのある人の人生をどのように保障していくのか,私のような者の肩にも,ずっしりと何かが語りかけてきました。 私は、スタッフを代表して献花して参りましたが,犠牲者の冥福をお祈りするには,できれば現場に行くことが大切だと感じました。

町を歩こう。声を出して歩こう。

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たった一人のどうしようもない馬鹿野郎に, 多くの人が突き動かされているんでしょうか。 今日もたすくのメンバーとノルディック・ウオーククラスで鎌倉市内を歩きましたが, 道行く女の子が「あんなことするなんて許せないよね」と言って通り過ぎたり, 「がんばって!」と通りすがりに言葉を掛けてくださる方も増えました。 こんな悲惨なことが生じなければ,世論を刺激できなかったのだと思うと, 被害者の方々に申し訳が立ちません。 それが悔しくて触れないように,考えないようにすることはできませんが, 僕たちスタッフは,創業時から危機感をもって臨んでいたにもかかわらず, こんなかたちでしか世の中の矛盾を明らかにできなかったのだとすると, 敗北感で心の中がいっぱいです。 変えなければならないことは,いっぱいあって, 焦るんだと思うんだけど, 今はただただ,子どもたちを守って。抱きしめるしかない。 そして,引きこもらずに,前へ進むのが僕たちの流儀だ。 暴漢が襲ってきたら,全力で戦おう。 差別的な発言があったら,全力で言い返そう。 奇異な眼で見られたら,全力でにらみ返そう。 でも忘れないで,「対処」では何も変わらない。 子どもたちを社会に出して,理解者,仲間を輩出しよう。 障がいがある人やその家族が多くを語って,人々の心を変えよう。 そして, 町を歩こう。声を出して歩こう。 我らここにあり!