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2月, 2016の投稿を表示しています

生涯を支える<発達障がいのある子どもの,生活トレーニング,成年後見人制度,遺言,信託>に関する研修会

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2 月21日(日) <生活トレーニング,成年後見人制度,遺言,信託>に関する研修会を 鎌倉市芸術館にて行いました。 参加者は50名弱と,少なかったので,心配ですが, 熱心な皆様と,大切な準備の学習ができました。  中野さんからは,しっかりとGHのおさらいが出来る内容の提示があり, これで,オーソドックスな中身はおさえられました。感謝です。  渡邊先生からは,TRYFULLの意気込みが伝わってきて、頼もしかったです。  大澤先生は,新しいスライドも加わっていて, 私たちの目指す「たすくの精神」が各所に感じられました。 今日のMVPです。 心のこもった, あたたかな生活トレーニング写真や動画を編集してくれていて, 感動して涙が出そうになりました。  来年度は,講師をお呼びして,視点を広げていきます。 子どもたちの進路選択は,自由であり,夢を持って良いと思います。 一人一人,向き不向きもあるでしょう。 だからこそ,しっかり大人たちが勉強して, 選択の支援をしなければなりません。 本日の原稿は,さらに精査し,製本して皆様に配布する予定です。 外部の方には1500円程度で,頒布できそうですので, どうぞ,ご購入をお願いします。 製本は,子どもたちの大切な作業活動になりますので, ご支援をどうぞよろしくお願いします。 発表原稿の一部をPDFにして,たすくSNSのブログに公開しています。 http://sns.tasuc.com/blog/blog.php?key=38972

バレンタインデーにランドマークタワーでの販売を体験して

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今回も,本当にありがとうございます。 バレンタインデーという舞台で, ショコラボのスペースをお借りできました。 スタッフの気持ちの高まりが良く分かり, ドンドン改善して,強くたくましくなりたいと思いました。 詳細は☟SNSに書きます! http://sns.tasuc.com/blog/blog.php?key=38878

心を育てるコミュニケーションの発達段階と療育方法の検討

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「心を育てる」 昨日,7年目のFくんは,僕に会うのを楽しみに国立教室で待っていた。 僕も,それをお母さんから聞かされていたから,会議を中座して会いに行った。 チラッとこちらを見る。 「おお,Fくん!元気でしたか」  →「ハイ」 (表情を変えずに,iPhoneの画面で写真をスクロールしている) 「僕はさ,君がH特別支援学校でしっかり発表する姿を見て,とても誇りに思った」 「ハッキリと自分の言葉で,仲間たちに伝えることができていたね」  →チラッとこちらを見る。  →「ハイ」 (そしてまた,表情を変えずに,iPhoneの画面で写真をスクロールしている) (iPhoneの画面で写真をスクロールしているから,ジッと待つ1分位)  →(近づいてくる,そして写真を見せてくる)「これ,見せたかった写真です」  →(僕の好きな電車,特急の写真が正面から,見事に撮影されている。) 「おお,あずさじゃないか!」  →チラッとこちらを見る。  →「ハイ,あずさです。」  →「僕は,先生に,写真が見せたくて,撮りました」 (そしてまた,表情を変えずに,iPhoneの画面を閉じて,帰り支度をする) 「心を育てるコミュニケーションの発達段階と療育方法の検討」を たすくSNSに公開しました。 http://sns.tasuc.com/blog/blog.php?key=38863 添付のように,先人たちのコミュニケーションに関する研究を土台として, 臨床研究を進めていく必要があります。 Fくんは,J☆sKepが3点を超えている事例です。 そのため,とにかく他者意識を高める必要があるのです。 他者を意識するから,倫理性が生じる。 他者意識が簡単じゃないから,J☆sKepが3点未満の状態の時には, 一生懸命,課題学習をとおして他者意識の基礎を培っていくのです。

療育の粛々たる実行と事業化,現実化,実体化!

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 水曜日は梅永雄二先生,金曜日は藤原義博先生と,都立特別支援学校の全国大会の講師をした。  僕も45歳になったけど,(ご本人が仰るには)先生たちもそれなりに年を重ねていて, 「伝えたい」という気持ちのエネルギーが増しているな,と思った。 なぜなら,お二人とも,僕に対して熱心に考えを示してくれたからだ。 というよりも,厳しい言葉もたくさん聞かされた(これは昔のまま)。  例えば,たすくは個人別の課題学習を熱心にやっているけど, ちゃんと「社会的自立」や「主体性」をねらっているのか? 個人別の課題学習に没頭してしまうと,課題(もの)に集中してしまって, そこから「人」に入れなくなるぞ! 最終的には「やりとり」や「コミュニケーション」を高め,人と人との関係を重視するんだろうな!っていう感じです。  分かってますよ! とは言えません(これも昔のまま)。 そうですね。ハイ分かりました。と言います。  学校コンサルを7校も担っているのだから,責任をもって先生たちお一人お一人に,しっかりと伝えなければならない。言い訳は決してしない。  熱い人が多いのが,この世界の魅力です。  切り拓く感覚があるからこの仕事に邁進してこられた。 「この子らを世の光に」なんて,いちいち言わなくたって,繋がってるんですよね。 最近,頑張りすぎてんじゃないの,身体大丈夫?なんて言葉,出ませんから。(-^〇^-)  この感じ,良いですね。僕は幸せ者です。