行動に課題のあるASDやADHDが,必ず「関係性の構築に臨む」ことができるのがJ☆sKepアプローチです。

今年度から鎌倉由比ガ浜でアセスメントのSV(スーパーバイザー)に復帰しました。
「原点回帰」って訳じゃ無いけど,
国立や豊橋も2年目で,スタッフも整ったし,
これからは,改めてメンバーに向き合おうと思います。

たすくは8年目を迎えて,
療育に関する研究も,第二ステージに差し掛かってきました。

そもそもJ☆sKepは,行動に課題(ご本人にとっては困り感)があるASDやADHDに対して,
行動管理を中心に「学習を支える学び」として開発したアセスメント,指標です。

それに「機能的な目標」をかぶせて,療育を繰り返していって,J☆sKepの総得点を上げていくメソッドです。
分かりやすく言うと,3点を通過点に,大きくやり方が違ってくるのです。

3点までは個人別の課題学習って呼んでいますが,机上で教材を中心に学習を進めます。
3点を超えたところで,モデル利用型学習って呼んでいる,グループ学習も加えます。
3点までは行動管理を中心に三項関係を築き上げ,
3点を超えて行動が整ったところで,主にhumans(人物)に対することによって,環境に対して自ら学び取るというモデリングを中心とした経験の共有に挑むことになる。

つまり,ASDやADHDの人たちに,情動の協調,いわゆる人と人との関係性の構築に臨んでいくのです。

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