入会を検討していただいている皆様へ 〜「たすくの療育とは」最新版

入会を検討していただいている方へのメッセージです。








「鎌倉シャツ」でコーディネート
We are TASUC. 
 “TASUC創業にあたって”

 僕は,典型発達と同じように,発達障がいのある子どもたちにも,世の中の人の役に立つ存在になってもらって,本当の幸せを手に入れてもらうことを仕事に決めた。

 何で,挑戦する機会が与えられないんだ?
 みんな無知で,無関心なら,私たち自身が世の中の光となって,ものすごい役に立つ存在になってしまえば良い。

 だったら,やってみようじゃないか! 努力することが取り柄の人,集まれ!
 できる限り良質で最新の療育を,障がいのある子どもたちに実行することによって,障がいが除去され,改善され,克服されるような事業に取り組む。

 その事業には,正しい理念が貫かれ,この世に新しい価値が創造され,ここに集った人々の自己実現を満たす。


 僕は,この確信を得て,たすく株式会社を興す。

 挑戦の機会と再挑戦の機会を創出しながら,やりたい仕事に就かせてあげたい。そして,世の中の光となるよう努力を重ねよう。大したことじゃない,当たり前のことだ。みんなやっていることだ。

 だから,ただひたすらにこうして,毎日の子育てのお手伝いをする仕組み作りを死ぬまで続ける。

 ずっと一緒だよ!<我ら,周囲に満ちる豊かな水源> 



自ら光となりえる子どもたちに、
“挑戦する未来”という選択を。

 「障がいをもった子たちも立派な生産者であることを認め合える社会をつくろう。
『この子らに世の光を』あててやろうという哀れみではなく、この子たちも自ら輝く素材なのだから、磨きをかけて輝かそう。『この子らを世の光に』である」

 これは、戦後に社会福祉の実践家として活躍された、「日本における障がい者福祉の父」とも称される糸賀一雄先生の言葉です。
 そして、この糸賀先生の言葉こそ、たすくの原点であり根幹をなすものでもあります。
 発達障がいのあるお子さんとそのご家族の生活は、「大変」などと、ひと言で片付けられるものではありません。

 うまくいかないことの方が多い、暗闇の中を探り歩くような日々は、想像を絶するものです。そのくり返しに、親御さんの気が滅入ってしまったり、疲れ切ってしまうのも、当然のことといえるでしょう。
 ならば、もう、そんな親御さんに楽になってもらうために、発達障がいのあるお子さんたちには、誰かの手により世の光をあててあげるだけで済ませれば良いのか。

 私は、それは違うと思います。
 発達障がいのあるお子さんたちにも、当然、人格があり、人生があり、未来があります。糸賀先生のおっしゃるとおり、彼らは、自ら輝ける存在です。しかし、世の光をあててあげるだけでは、彼らの人生そのものは決して輝かないでしょう。お子さんたち自身が輝き、世の光になってこそ、その人生と未来も輝くのです。

 ただそれは、容易なことではありません。暗中模索の日々に、お子さんもご家族も、相応の苦労を重ねることになります。

 誰かの手により世の光をあててあげる方が、お子さんにとってもご家族にとっても余程楽でしょう。
 ですが、お子さん自身が世の光になることを目指した、“挑戦する未来”を選択されたご家族のそばには、私たち「たすく」がいます。「ずっと一緒だよ!」を理念に掲げるたすくが、文字どおり、お子さんとご家族のそばに、ずっと一緒にいることをお約束します。

 たすくの療育は、お子さんたちに世の光をあててあげるものだけではありません。ご家族と、専門家の私たちが手を合わせ、お一人お一人に個性的な世の光になってもらうために進めていくものです。

 お子さんとご家族と私たちたすくが共に日々の努力を重ね、長い時間をかけて療育を進めていくことにより、お子さんたちは必ず世の光になっていきます。ご家族が探り歩いてきた暗闇にも、あなたのお子さんが、あたたかな、それぞれの光を灯してくれるのです。

 「この子らを世の光に」。たすくの原点たる糸賀先生の言葉を胸に、これからも、お子さんとご家族とともに私たちは進んでいきます。

参考:「糸賀一雄著作集」日本放送出版協会



お子さんとご家族と共に、
行けるところまで行く。

 日々頑張っているお子さんとご家族に、より良い療育サービスをご提供していければ、お子さんとご家族の人生はきっと変わる。その揺らぐことのない想いで、たすくの仕事に臨んでいます。

 療育とは、ゴールがないものです。それはご家族の皆さんもわかっていらっしゃるのですが、飽くなき向上心を持って、「行けるところまで行きましょう!」とおっしゃってくださります。

 私たちは、そんなお子さんとご家族の伴走者として、どこまでも一緒に行きます。お子さんとご家族がスムーズに走っていらっしゃるときには黙って横を走り、先を迷われたり悩まれたりしているときには少し前に立って先導する。そんなペース調整もうまく行いながら、療育を進めていくことを心がけています。

 そして、その先に私たちが願うのは、ご家族にそれぞれの“親業”が達成できた! と思っていただくことです。お子さんのことで周囲に謝ったり気を遣ったりというばかりではなく、胸を張って日々の子育てに当たっていただき、その先に「私はこの子の子育てをまっとうできた!」と実感していただけることを目指して、私たちはご家族の伴奏者として、どこまでも一緒に行けるところまで行きます。

鎌倉「切り通し」をノルディックウオーキングで 〜家族会活動より〜


「見本ではなく、手本を提案する」
それは、アセスメント会社の矜持。

 「検査をしないでオペをする医師はいない」。やはり、これこそが、本来的にはアセスメントの会社であるたすくの肝であり原点だと思っています。

 あるスタッフが以前に勤めていた施設では、アセスメントを受けられるのは一握りのお子さんだけで、他は、お子さんの状態や親御さんが希望する部分とはかけ離れた形で療育が進められていました。そういったことを見てきたからこそ、私たちは、アセスメントありきというたすくの療育が、手前味噌ながら何よりも素晴らしいものだと思うのです。

 最近は、「見本ではなく、手本を作ろう」という考えも大切にしています。「見本」とは、サンプル/参考例であり、そういうやり方もあるんだな、と提案することです。一方、「手本」とは、モデル/模範であり、100%信じて理解しようとし、その考え方の真似をすることです。
 確かに、お子さんそれぞれに状態も違えば性格だって違うわけですから、最終的には通り一遍の「手本」に頼り切るだけではなく、実践する中で「見本」として参考にし、自分のやり方を確立させ、向上させていくことでしか、本当の学びを体感することはできません。

 だからこそ、「守破離」の思想のごとく、私たちたすくが提案するのは「手本」でなくてはいけないと思っています。アセスメントを通じて、お子さんに合った「手本」をご提供することにより、幸せなお子さんやご家族が増えていくと信じています。

2015年度スタッフ 〜鎌倉由比ガ浜アセスメントルームにて〜



具体的な指針を示すという
「たすくでしかできないこと」
をご提供していく。

 なぜ、私がたすくに入ったのか。なぜ民間の施設で働くことを選んだのか。ちょっと考えてみたのですが、答えはとてもシンプルで、具体的な指針を示すという「たすくでしかできないこと」があったからでした。

 良いものにはお金が支払われるべきですし、お金が支払われるものは良いものでなくてはなりません。そして、良いものであり続けるには常にイノベーションが必要ですし、ぶれることのない根っこの部分も必要です。それに挑戦し、実現できるのが、たすくだと思っています。


 発達障がいのあるお子さんに関する分析結果はごまんとあっても、では、それをもとに「明日、何をすればいいのか」を具体的に提示できるのは、たすくしかありません。そこに、たすくの価値があります。
 定型発達と同じかそれ以上のお金を払って、たすくに来てくださる親御さんに「我が子の未来に投資しているんだ」と実感していただけるよう、アセスメントのさらなる研究や、教材・教具の開発、販売といった、日々の業務にまい進していきます。 

 そして、たすくの理念であり、お子さんお一人お一人へ向けた「ずっと一緒だよ!」という言葉の意味を、日頃からスタッフ全員で深く見つめ、その言葉をもとにした“たすくの価値”を、お子さんとご家族にご提供していきたいと思います。






代表の齊藤とヨッシー 〜アセスメント終了時にパチッ〜







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