早期発達支援で大切にしていること

早期発達支援事業で大切なことは,
発達が非定型だな〜と,何となく気づいている保護者に,
ちゃんと説明することです。
いろんな文献やテキストを引っ張ってきて,下線を引いて,
言葉にして,伝えることです。
そうすることで,心配は徐々に薄れ、期待に変えて行くことができます。
僕は自分の子どもに向き合おう,と決意した瞬間の表情をいつもイメージして療育します。




次に,先輩ママに助けてもらうことです。
とにかく経験者の言葉は信ぴょう性があります。
僕も聴いていると「なるほどな」と納得することが多いです。

療育内容は,一対一がベストです。
絶対、絶対,マンツーマンが良いです。
内容は,左から右の正中線を越えるような学習により,
「真っ直ぐ」「真ん中」という認知をつけます。
見せて聴かせて,ワーキングメモリを整えつつ,心的処理の不全を防いでいきます。
これはかなりノウハウがあるので,私たち専門家に任せれば心配ありません。
あんまり自分で考えて工夫するような時代じゃ無いと思っています。



もちろん,身体づくりも大切です。
うちは,作業療法士がいっぱいいるので,プログラムを作ってもらっています。
ボディイメージって言葉と,バランス,ムーブ,タッチの三つを覚えてください。
一緒に身体を動かす方法をお伝えします。楽しいですよ。
毎日の積み重ねが,今後の発達に大きく影響します。



①お子さんの状態と、将来の姿をしっかり説明する(心配することは無い,前向きに)。
②先輩ママ(パパ)に同席してもらって、質問に答えてもらう。経験談を聴かせてもらう。
③マンツーマンで学習体勢を整える。身体づくりをする。それを毎日繰り返す。



Simply Go On! (ただ続けるだけよ!)
〜ヘレン・ケラーを育てた,サリバン先生の言葉より〜

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